顔面サイズのビールを飲みまくる旅 in プラハ
ブダペストを満喫して、空港に着いてからのお話。
ブダペストからプラハまでは、ヨーロッパのLCC、Ryan Airを利用。
事前にオンラインチェックインは済ませておいたので、手荷物だけであればそのままゲートを通過することも可能ですが、預け荷物があったため荷物のカウンターに並びます!
前に並んでたブラジル人のお兄さんのバックパック。
絞首刑ですかね?
ちなみにこの人たち(3人組)、並んでる間一生ビール飲んでて、スマホで音楽流しながら踊っちゃったりしてて、後ろに並ぶ当時22歳の日本人女性(私)は「座席が近くでありませんように」とただただ祈っていました。
さて、無事荷物を預け、セキュリティチェックやら何やらを通過し、少し時間があったので売店でジュースを買ってベンチに座って休憩し、いざゲートへ。
LCCあるあるだけど、ゲート遠すぎ。
全然着かなくてびびった。
ほんとにあるの?って不安になるくらい遠かった。
そしてやっとの思いで着いたゲートがこちら。
いや臨時のゲートかーい!
なにこれ。これがデフォなの?
だとしたらもうちょいデジタル化したほうがいいと思うよ?
なにこのアナログ感。
遠すぎて歩いてるうちに時代逆走してきちゃったかと思ったわ。
しかもゲートまで並ぶ場所、外。
まあ寒くない時期だから許すけど、これ真冬絶対しんどい。
前のお兄さんの可愛いタトゥーを眺めながら並びます。
そして無事搭乗すると、運良く足元の広い席!
ラッキー!
まあ1時間ちょいのフライトだけど。
フライト中に見えた夕陽。
めちゃめちゃ綺麗〜!
外の景色を眺めたり音楽を聴いたりしていたら、あっという間にプラハに到着!
税関やらを通過して荷物をピックしたら21時を回っていたので、宿まではタクシーを利用。
たしか20分くらいで着いた気がする。
スプリト、ブダペストに引き続き、プラハでもアパートメントのお部屋を予約しました!
まずは部屋ではなく、管理人からのメールに記載されていたチェックインポイントまで。
タクシーとはここでバイバイ。
メールの通りにインターホンを押すと、管理人さんと思しきおじさんが下まで降りてきてくれました。
そこで色々説明を受け、私の部屋までの地図やら鍵やらを渡され、説明終了。
チェックインポイントから部屋までは歩いて15分くらいかかるとのことで、メトロに乗るのをオススメされましたが、15分くらいならいっかという気持ちで明日の予習も兼ねて歩いてみることに。
開始2分、さっきのタクシーに待っておいてもらえばよかったと後悔。
なぜなら地面は永遠に石畳。
石畳をキャリーケースがらがらしながら歩くのって普通に歩くのの倍は疲れるんだよね。
しかもスピードは2分の1。
でも今更メトロでの行き方を調べなおすのも面倒なので、腹をくくって歩きます。
ちなみにチェックインポイントも部屋も旧市街にほど近く、めちゃめちゃ立地のいいところだったため、夜でも人通りは多く危険な雰囲気はありませんでした。
宿に向かう途中にあったクラブに群がるパリピの方々。
を横目に真顔でガラガラ歩きます。
そして無事とうちゃーく!
したのだけれど。
鍵が全く開かない。
鍵穴には刺さるんだけど、回らない。
アパートメントの廊下の電気がセンサーシステムで、動かないと消えちゃうから、時折腕を振り回したりして(これ本当)、格闘すること十数分。
どう頑張っても開かないので、緊急用に教えてもらっていた管理人さんの番号に電話することに。
海外で現地の電話番号に電話するという初体験をしたのでした。
22:22に2分間の電話。
2がいっぱい!
電話でコツを教えてもらったのですがやっぱり開かなくて、しぶしぶ管理人さんが来てくれました。
夜なのにごめんね!
ちなみにね、管理人さんが開けたらそっこー開いた。
もうね、秒だった。
この一瞬のために来てくれてまじで申し訳ない気待ち。。
しかも着いたばっかで両替とかしてなくて、現金ひとつもなくてチップも何も渡せなかった。。
またプラハきたら次もここ泊まるね。。
そんなこんなで無事入室!
なんだかカラフルなお部屋。
荷物を置いて、とりあえず近くのATMでお金を下ろしにいき、奇跡的にまだ開いていたアジア系のスーパーで水とバナナとヨーグルトだけ調達して、帰ってシャワー浴びてこの日はすぐ就寝。
翌朝、とりあえずふたたびスーパーへ。
前日のところではなく、もうちょい大きめのスーパー。
チェコといえばビール!
ということでお土産を買おうとビール売り場まで行くと、こんなものが。
ペットボトル入りのビール2リッター、3ユーロ以下!!!!
ビビる。感動。日本にも欲しい。お願いします。。
他にも死ぬほどビールの種類が豊富で、しかもやっすいし、さすがビール大国という感じでした。
チェコの本気をスーパーで感じました。
いいなあ〜〜
何本かビールを購入し、キャリーケースに詰めて、アパートメントをチェックアウト。
近くのラゲージストレージに預けて、いざ観光に繰り出します!
まずは旧市街のほうまで。
かんわい〜!!!!
1番有名な広場。
でた!よくいるやつ。
広場にある天文時計の塔は、旧市街が見渡せるとのことで人気のスポット。
わたしも登ってみました!
入り口を入って案内の看板に従って、たしか3階?でチケットを購入し、塔に続く入り口へ。
なんだか近代的なデザインのエレベーター。
このエレベーターで一気に上まで上がります!
エレベーターを降りると、一面オレンジ屋根の素晴らしい景色が広がっていました。
美しい。。
広場のシンボルのひとつ、ティーン教会もくっきり!
天気良くて最高だったな〜
しばらく景色を満喫できたので、下へ降ります。
降りは階段で!
目が回りそうな螺旋階段。
螺旋階段は最初だけで、あとはこんな感じのスロープをひたすら降ります。
真ん中にはさっき昇ってきたエレベーターが。
ちなみに上りも下りも、エレベーターでも階段でもどっちでも行けますが、私は上りはエレベーター、下りは階段という選択をしました。
途中、階段の窓から見えた景色。
絵本の世界みたい!
階段を降りきり広場に戻ると、巨大なパンダがいました。
胸のあたりにあるメッシュはおそらく。。
広場を後にし、プラハ城を目指して橋のほうへ向かいます。
橋の入り口。
人がいっぱい〜!
橋の幅は広め。
視界一面に広がるヴルタヴァ川。
後ろの建物とTシャツの配色が似てたので、近くのおばちゃんを捕まえて撮ってもらいました!
のどかでいいねえ〜
ほどなくして橋を渡り切ると、
こちらもかわいい建物でいっぱい!
城下町ってやつですね。
チェコの有名なお菓子、トゥルデルニークのお店は至る所に。
かわいい街並みを抜け、まずはジョン・レノンの壁へ。
壁一面のグラフィティー!
元々、ジョンレノンの壁は何の変哲もない普通の壁でしたが、1980年にジョンレノンが亡くなって以来、彼の思想や音楽にインスピレーションを受けた人々が、ジョンレノンの肖像画をはじめ、次々と落書きやメッセージを壁に書き込んでいった事で「ジョンレノンの壁」と呼ばれる様になったそうです。
1960〜1980年代にかけて、共産党体制に不満を持っていた市民たちが、政府への対抗意思や心の叫びをこの壁に描いていたこともあり、プラハ市民にとってこの壁は「自由の象徴」でもあるそうです。
なにも知らずに見ると、
「わ〜すごい落書き〜インスタ映えしそう〜」
くらいにしか思わなかったと思いますが、背景を知った上で見ると感慨深いものがありました。
もっとじっくり見たかったのですが、チェコ語はわからないし、観光客がたくさんこの壁の前で写真を撮っていたのであまり長居はしませんでした。
世界史で習った「プラハの春」や「ビロード革命」を思い出しながら、この壁を後にしたのでした。
とりあえずぶらぶら歩きまーす。
レストランが連なるアーケード。
看板が可愛い〜!
フォークダンスをするご婦人、紳士の方々。
なんだか可愛くて思わず立ち止まって見入っちゃった!
楽しそうに踊る姿を見て涙腺がなぜか緩んだ22歳。
ババアになったな〜
プラハ城に向け、可愛い建物を横目に坂を登って行きます。
途中、可愛いレストランを見つけて、お腹も空いていたので入ってみることに!
顔面サイズのビール。
本日初ビール。
と、チェコ版グヤーシュ!
ハンガリーでも本場のグヤーシュを食べましたが、こちらはもっとビーフシチューに近い感じ。
店員さんオススメのソフトなパンとともにペロリ!
ちなみにこのお店ではビール1杯に留めましたが、このあと空港に向かうまでの間に、合計3杯のビールを違うお店で飲みました。
歩いては休憩し、を繰り返し1.5リッターのビールを飲むことに成功したのでした。
全部写真撮っとけばよかった〜〜
お腹も満たされたところで、再び歩き出します。
途中お土産屋さんでポストカードなど軽いお土産を購入したりして、お城のある高台に続く階段に到着!
結構激しめの坂を長々と登ったあとのこの階段。
可愛いプラハのドSな一面を垣間見ました。
階段を必死に登りまた少し坂を登ると、こんな素晴らしい景色が待っていました。
オレンジ屋根と青い空、いつ見ても美しい〜!
こちらのスターバックスコーヒープラハ城店は、絶景スポットとして有名。
綺麗な景色を眺めながらコーヒーを飲むことができるということで、けっこう人が入っていました!
わたしは素通りしましたが。
そしてついにプラハ城にとうちゃーく!
城壁の中へ進みます。
城壁の入り口には、ちょっとした荷物検査もありました。
まずは聖ヴィート大聖堂へ。
どーん!大迫力!
外観も細部まで美しい。
2年前にケルン大聖堂を見た時も感動したけど、やっぱゴシック様式すきだな〜
いざ中へ。
ステンドグラスが美しい!
バラ窓も素敵〜
ついついひとつずつ眺めたくなっちゃう。
右はミュシャのステンドグラス!
ここだけ有料。
大聖堂の中も満喫したところで、城壁の中の他のエリアも散策します。
兵隊さん発見!
たまたま撮ったらいい感じに写り込んだ可愛いカップル。
2人にこの写真あげたい気持ち。
なんかさ、けっこう城壁内歩き回って満喫したんだけど、なぜか写真が超少ない。
疲れてたのかな。
ちなみに城壁内には有料ゾーンもあって、「黄金の小道」っていう有名な可愛い通りとかもあるんだけど、私は入りませんでした。
多分疲れてたんだと思う。
ということで、城壁をあとにして坂をひたすら降り、見つけた芝生で休憩。
ミュシャのカードが落ちてたよ。
しばらく芝生で休み、橋を渡って再び旧市街のほうへ戻ります。
時計塔の近くのカフェでビールを飲んでまた休憩。
お次はハヴェルスカー市場へお土産探しに向かいます。
青空市場。かわいい〜!
フルーツとのコントラストがいいね。
ここでもポストカードやらマグネットやらを購入し、市場を後にします。
トゥルデルニークの売店を見つけたので購入。
サクサクもちもちで美味しかった〜!
そしてまた旧市街をぶらぶらし、とりあえずラゲージストレージの近くまで歩くことに。
途中見つけたカフェでふたたび顔面サイズのビールを嗜み、時間を潰すのでした。
フライトの時間に合わせ空港に向かうために、ラゲージストレージへ荷物を取りに行き、タクシーを呼んでもらい空港まで。
これにて2018夏のひとり旅終了〜!
前日の夜に到着し、朝にはチェックアウトして夜発の飛行機で帰るという感じで、プラハは急ぎ足での観光となってしまいましたが、たっぷり満喫できました!
一回も公共交通機関乗らずに観光したの初めてかも。
歩き倒した。
プラハ、初めて行ったけどとっても好きな街だったな〜
ビール安いしご飯美味しいし、街並み可愛いし、絶対また行くと決めました。
次はもう少し日程に余裕を持って、近郊の町とかも行きたいな〜!
大迫力の白馬さんでお別れ。
次は2月のポルトガル編かな〜!
今から楽しみ!
なるべくリアルタイムで更新しようかなと考えております。
お楽しみに〜!